兼六園
日本三大名園の一つで、江戸時代に造られた大名庭園。様々な時代の庭園手法を用いられた廻遊式庭園です。
歴代藩主は長寿・永劫・繁栄の思想を根底に長い年月をかけて形づくってきました。
大きな池を中心に築山・御亭・茶屋があり多彩な樹木を植栽しているため、四季折々の美しさを楽しめる庭園として多くの人々に親しまれております。
霞ケ池(かすみがいけ)
兼六園のほぼ中央に位置する面積が約5800㎡の広大な池。周辺には名勝が配置され、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめるようになっている。
唐崎松
13代目藩主が琵琶湖畔の唐崎松の種子を取り寄せ育てた黒松。
雪の重みによる枝折れを防ぐために冬季は雪吊りが施される。
蓬莱島
霞ケ池を海に見立て、永劫の繁栄・不老長寿の島、神仙島になぞらえられている。
島を亀の形に似せており、別名亀甲島と呼ばれています。
島には唐崎松に向かって亀の頭を表す巨大な石を据え、その反対側には尾を意図する石塔があります。