品川 清光院庭園改修
慶安3年(1650)に肥後国字土藩(熊本藩支藩)の藩主、細川行孝が母を開基として建立した臨済宗大徳寺派の寺院。
品川区指定史跡「奥平家墓域」は、瓦積の土塀に囲まれた598㎡のという大名墓域としては都内有数の広さで、89基の墓碑があります。
奥平家は徳川家譜代大名で、4代昌能の時代に清光院に墓所を定め、以後代々の藩主らが葬られており、中には3メートルを超える墓もあります。
また、摂津国(現大阪府)高槻藩主「永井家墓所」には49基の墓碑があり、2代直時以降、昭和にいたるまでの当主・夫人等が葬られています。
墓地内には他に能楽の金春・大蔵両家の歴代の墓、庭園には茶道江戸千家の祖・川上不白の建てた千利休の追遠塔「利休居士石浮図」があります。